咬み合わせが少し悪いだけで、体の不調につながることもあります
咬み合わせは、家で言えば全体を形づくる柱や梁などの「骨組み」のようなものです。たとえば家の骨組みが歪んで壁にヒビが入ったとき、そのヒビだけを修理してもあまり意味がありません。骨組みの歪みを改善しない限り、ヒビの再発や更なるトラブルを招いてしまうかもしれないからです。「骨組み」という根本的な原因に注目しない限り、本当の意味での問題解決はできません。
同じように、虫歯などの口腔内のトラブルもまた、それ単体を治療するだけではほとんど意味がありません。虫歯を治しても咬み合わせが悪いままではブラッシングしにくく、再発のリスクは高いまま。咬み合わせの乱れを放っておけば、顎関節症などその他のトラブルも発生しかねません。さまざまなトラブルを招く原因となる咬み合わせを改善することで、はじめて「末永いお口の健康」を実現できるのです。
咬み合わせが体に与える影響
咬み合わせは、下記のように口腔内はもちろん全身のさまざまな症状にも影響していると考えられています。
口腔関係への影響 | 虫歯・歯周病・歯ぎしり・口臭・顎関節症・口呼吸・睡眠時無呼吸症候群 |
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筋肉・骨への影響 | 頭痛・肩こり・腰痛・口や顔のゆがみ・猫背 |
自律神経への影響 | 手足のしびれやむくみ・めまい・耳鳴り・胃腸衰弱・便秘・下痢・高血圧・不整脈・自律神経失調症 |
婦人科への影響 | 生理不順・更年期障害 |
心への影響 | ストレス過敏 |
3次元で顎の動きを測定・分析
浦和の歯科医院「医療法人 八秀会 DENTAL OFFICE かきぬま歯いしゃ」では、コンピューターによって顎の動きを測定し、患者様個々の骨格形態を分析できる「キャディアックス」を導入しています。左右の顎の動きのズレなどを解析することで、従来よりも適確な咬み合わせ治療が可能になります。
治療の流れ
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治療計画を立案します。「矯正で治す」「被せ物を入れて治す」「インプラントを入れて治す」などさまざまな方法から適切な治療法を選択します。
※正しい咬み合わせを作ることが最大の目的で、この場合の矯正やインプラントといった治療法はそのための手段に過ぎません
計画に基づき、治療をスタートします。